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12AU7BB-大村孝佳氏 特別インタビュー
世界を股にかけて活動されているスーパーギタリスト大村氏、国内滞在中の僅かな隙間を縫ったインタビューにご快諾頂きました。
12AU7BBの導入背景
大村さんのエレキギターのサウンドメイクには以下の前提があるようです。
1. アンプのサウンド(真空管アンプの温かみのある音)をアウトプットできること
2. ストラトタイプらしいシングルコイルの芯のあるサウンドをアウトプットできること
3. 好みである改造マーシャルの音を解像度高くアウトプットできること
大村さんは世界中を移動することが多いため、ポータビリティの観点からKEMPERを採用しています。デジタルアンプであるKEMPERは非常にハイファイなサウンドをアウトプットします。このデジタル感を抑え、アナログ感を強調、ローファイなニュアンスを付与するために12AU7BBを活用しています。
また、12AU7BBは真空管が外付けではなく内蔵されており、過酷な海外のツアーでも耐久性が見込めることから導入したとのことです。
(※画像は、どこまでも過酷な現場にむけ12AU7BBの放熱/耐久性をさらに向上させた、12AU7BB_LARGEのプロトタイプ)
使用目的とセッティング
大村さんは常にご自身のシグネイチャーバッファ「Black Messiah」を使用しており、バッファ的な要素はそちらに任せています。Black Messiahでは音質の劣化に対処しているため、12AU7BBには特にアナログ感、つまりローファイなサウンドの強調を求めています。
「ローファイというと、マイナスの印象を持つ方もいるかもしれませんが、僕にとっては普通の真空管アンプらしさ、あたたかいニュアンスを意味します」と大村さんは説明します。そもそものKEMPERにおけるサウンドメイクもローファイな音作りを心がけているとのことですが、デジタルアンプが持つ特有の「音抜けとは異なるツンツンする嫌な高域」を取り除き、さらに真空管アンプのような温かみのある音を実現するために12AU7BBを使用しています。
具体的なセッティングについても、詳細に教えて頂けました。12AU7BBのつまみは、KEMPERが受けられる出力を意識して調整されており、シングルコイルのギターの場合は12時以降、ハムバッカーのギターの場合は12時前後に設定し、ギター側ボリュームで調整しています。その上でKEMPER側のゲインを調節することで、最適なサウンドを引き出しています。
ステージでは歪みサウンドのみならず、クリーントーンをアウトプットされるシーンも多い中で、12AU7BBは特にクリーントーンも納得のいくクオリティに寄与しているとのご意見もいただきました。
LCAからのメッセージ
12AU7BBは、やや特殊な設計をしており、入力音に対して正確な出力というよりも、まさに真空管のニュアンスをどう付加出来るかを最優先のテーマとして開発しました。
大きなテーマで見ると、劣化、ということだと思います。大村さんのハイファイになりがちなシステムにおいても、適度な劣化感、に寄与出来ていることは大変光栄なことです。
大村さんからは、「イヤーモニターで聴こえてくるギターサウンドも結構辛い」という話も頂きました。耳の素晴らしいミュージシャン達と話す中で、「いわゆる”正確”な音が欲しいわけではない」といった意見は他にも沢山頂いております。今後、
・真空管感だけをさらに付加出来る機材
・イヤーモニターでも辛くならないような機材
ということも考えたいと思います。
12AU7BBは、KEMPERのみならず、その他のデジタルアンプやマルチエフェクター等を使用する際にも実力を発揮します。また、JC120はもちろん、スタジオやライブハウスの真空管アンプでのサウンドメイクでも12AU7BBは真価を発揮します。12AU7BBは幅広い機材に対応し、ギタリストが求める多様なサウンドを実現するための頼もしいパートナーです。
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